June 25, 2005 | 京都のアスタルテにて塚本邦雄に会ふ。
本日は京都出張でした(近すぎて出張とは言わんか。でも京都に来るのは久々)。仕事が終わったあと,夕闇迫る京都市内を徘徊。久々の「アスタルテ書房」に立ち寄る。古びたマンションの二階にある隠れ家的異次元ポケット。時間の止まった書斎でしばし,生き返る。ああ〜,古本屋で黴臭い匂いに囲まれると,ホントに「今,此処ニ,我アリ」という気になります。生気が蘇る。
ほんまは今日は先日逝去した倉橋由美子の初版本などを物色しに来たのだが(文庫本,単行本ではほぼ全部持っているが),お目当ては見つからず,フラフラと視線を彷徨わせていると塚本邦雄の本に呼ばれているような気がした(塚本邦雄もつい先頃お亡くなりになりました。時代が変わって行くとはこのことなのね)。塚本邦雄に限らず,短歌はなかなか難しくあまり趣味ではないぽた郎だが,これまで唯一「十二神将変」を読んで,その端正な異端の世界が強く印象に残っている。というわけで,今回も短歌でなく評論と小説をチョイス。
- 塚本邦雄:「玉蟲遁走曲」,白水社 (1976).(直筆落款アリ)
- 塚本邦雄:「荊冠傳説」,集英社 (1976).(正しくは「説」は旧字体)
- 塚本邦雄:「國語精粹記」,創拓社 (1990).
Category:
1. book
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