September 26, 2004 | dialect考
ブリストルのホテルでチェックインしようとしたときのこと。受付のおねーさんが完膚なきまでのブリストル方言(もしかしたらウェールズ方言)でなかなか会話に苦労しました。「Have a good day!」が「'Ave a good die!」に聞こえるのはオーストラリアでも体験したのである程度即座に対応できるのですが,「credit card」が「credit coid」,「nice city」が「nois city」と聞こえた日にゃあ,もうなにがなんだかわからへん(笑)。それにイントネーションも明らかに聞き慣れた英語とはだいぶちゃう。しかも若くてかわいいおねーさんが目の前で自信もってそのように発音していると・・・,多少聞き覚えのある英単語が混じっていてもすでに目の前で喋られているのがいったい英語なのかフランス語なのかウェールズ語なのかわからなくなって,英語にスイッチしていた耳(と神経)が即座に崩壊,あたまぐるぐるオロオロ状態。普段ヘタクソな英語を太い神経とポーカーフェイスでカバーしてるぽた郎ですが,このときばかりはむちゃ下手に出てしまって,なんども「Sorry? Sorry?」を繰り返してしまいました(恥)。
この感覚,どこかで経験したことある・・・と帰国して暫くしてから思い出しました。そうそう青森でのこと。青森にはぽた郎の遠い親戚が住んでるのですが,そのおじさんはお酒を飲むと完膚なきまでの津軽弁になり,ぽた郎の耳には「あ,なんか韓国語に近いな〜」と不思議に聞こえたものでした。一旦そうやって耳がスイッチすると,もはや多少聞き覚えのある日本語が混じっていても日本語として聞き取れなくなってしまい,会話に難儀した記憶があります。
今回仕事関係で会った人たちもこんな感じでいわゆる標準英語でない発音をする人たちが多かったのですが(ウェールズ人,イギリス系南アフリカ人,インド系イギリス人,イラク系イギリス人・・・etc.),やはり自信を持ってスピーチしてたりするのを見ると,カッコいいですね。標準英語とか標準語(日本語)っていったいなんなんでしょうね? 単にBBCやNHKの世界で話されてる特殊言語? と思ったりしてしまいました。余談ですが,生粋のイギリス人の知り合いに「私はBBCのアナウンサーみたいに流暢に英語を喋れるようになりたいのだ」と言ったら「普段そんな風に喋ってるイギリス人なんていないよ」と言われてしまったこともあります(汗)。関西人も公の場で関西弁をもっと喋ればいいのに。特に電車のアナウンスとかね。・・・とか言ってる当のぽた郎もいつまでたってもネイティヴ関西人のように流暢な関西弁が喋れへんのですが。まずはこのへんからベンキョーせなあかんね(笑)。
いや〜,英語って奥が深いですね。そして日本語も。いろいろな国の,いろいろな地方の言葉が知りたい,今日この頃です。
(本文とは全然関係ありませんが,写真はロンドンの地下鉄で有名な「Mind the gap」。この構内アナウンスを聞くと,ああ〜ロンドンに来たんだな〜,といつも思います。米語ならさしずめ「Watch your step」というところでしょうか。私はアメリカ英語よりもイギリス英語の方がなんとなくカッコよくて好き。(^^))
相変わらず多岐にわたるご興味と的確な分析には感服いたしまする。そんなぽた郎さんにぴったりな本をひとつご推薦。
Dialects of England by Peter Trudgill
Blackwell Pub.
ISBN: 0631218149
下にアマゾンにリンク張ってみましたが長くてだめそうデス。 http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0631218149/ref=sib_rdr_dp/002-5086585-6108004?%5Fencoding=UTF8&no=283155&me=ATVPDKIKX0DER&st=books
あっ、試してみたら行きました。 ペーパーバックのほうが現実的ですが、写真がなかったでこっちをぺったん。
おお〜。これはこれは。おもろそう〜。さっすが,Poreporeさん。Amazon(.comの方)で近々いくつか買い物しようと思ってましたので,ゼヒこれも買ってみたいと思います。
ところで,ぽた郎もWebでおもろいのみつけました。http://www.whoohoo.co.uk/
昔,標準語←→関西弁変換辞書,みたいのありましたのね〜。そんなかんじかな。音声も出るとなおよいんですけどね・・・。(^^)