September 20, 2004 | ひさびさにまとめて映画を観た。

ひさびさにまとめて映画を観ました。海外旅行の行き帰りのヒコーキの中で(笑)。学生時代はそれこそミニシアター三本立てを観にいったり,ビデオを一日に5本くらい観たりと,映画をよく観ていた気がしますが,最近は年に1回,映画館に足を運べば良い方で,全然ご無沙汰でした。今回の旅で一年分の映画を観た感じ。以下,ざっと感想を書きます。

■ハリーポッターとアズカバンの囚人 Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
うーん。難しい〜。ぜんぜん分からへん,何言ってるか・・・。最初は英語版で観ました。ストーリーは分かったけど,細かいところで何を言ってるかぜんぜん聞き取れませんでした。ああ情けなや。というわけで日本語版でもう一度最初から観直しました。(^^;  物語は・・・,まあよくできた成長ものですね。それ以外とくに感想はなし。SFXを多用し過ぎると却ってイマジネーションが損なわれるのでは? ハーマイオ二ーが強くて凛々しくてかわいい。

■グッバイ・レーニン!
これは日本語字幕で観ました(・・・って,あとはドイツ語版しかなかったから)。なかなか笑えて泣ける映画です。一時的に記憶を失って東ドイツの旧体制が存続していると思い込んでいる母親のために,息子が昔の缶詰ピクルスやトラバント(故障が多いと悪名高い旧東ドイツ製の車)を探しまわったり,テレビニュースを捏造したり。それも徹底したもので,最後にはベルリンの壁の崩壊を「西側の若者が資本主義体制に嫌気がさして東側に流れ込んできました。社会主義万歳!」と捏造してニュースを作ったり。しかし,このシーンはなかなか意味深長で唸らされました。もちろん旧体制礼賛でないことは明かで,微笑ましいギャクですが,同時に資本主義体制もこのままでよいのか?という痛烈な皮肉にもなっているところが巧妙。久々に良い映画を観ました。(ミキさんのところにも評論アリ)

■センセイの鞄
パリからの帰りのヒコーキで観ました。台詞まわしや間の取り方がいかにも日本的で,ああ〜日本に帰ってゆくのだな,としみじみ鑑賞。商店街や路地,居酒屋や日本家屋など,日本映画とはこういうものだよ,というくらいあまりに日本的な日本映画でした。ところで,30代後半の女性と老年の紳士の恋愛。これを男が書いたら「失楽園」になっちゃうんだけど,女性が書くとこうなるのね。けっしてジメジメとせず,明るくおかしくそして切ない好感のもてる物語でした。榎本明はこういうトボけ役をやらせたら天下一品。小泉今日子もいい女優になりましたね。

■CASSHERN
これは英語字幕版で観ました。台詞はもちろん日本語。英語字幕版を追いながら観ると映像自体が無国籍になってちょっと不思議な感覚でした。美しい映像ですね。ピラネージ的,だと私は思いました。ストーリーはまあこのさいどおでもいいや(笑)。勧善懲悪に堕していないところは日本アニメ的(非ハリウッド的)で○。ところで,主人公の恋人役のルナって女の子はかわいかったけど,一体この人はボーっと立ってること以外何をしてたんでしょう? ハーマイオニーとは正反対。主体性なくただ待つだけの女,とは日本古来の悪しきジェンダー観で,マンガやアニメではそれが払拭されず巧妙にインプリンティングされている,とは斉藤美奈子が指摘したスルドい批評。それを地で行ってる古風なプロットでしたな。映像は斬新にリメークされているのに,その点だけはちゃんと踏襲するしかないんでしょうかね? この点は大いに不満。 (ミキさん, morioさんのところにも評論アリ。)

■トイ・ストーリー
英語版で鑑賞。これが一番分かりました。やはりワタシの英語力は幼稚園児並か・・・。とほほ。(^^;

Category: 5. photo & cinema
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