June 14, 2004 | Bar THE TIME 天神
本日は,梅田でなかなか気の進まない宴会アリ。まあ愚痴とか説教とかはなくそれなりに会話も楽しかったが,れは仕事,と割り切って歓談。はあ〜,疲れた。
というわけで,終った後,厄落としと称して(ぽた子さんにもご許可を得て!),ひとりでフラフラと夜の梅田を徘徊する。久々に行きつけのバーに行こうと思ったら,店の前まで来て「臨時休業」の看板が。「来たよ」というメモだけドアに挟み,トボトボと立ち去る。で,せっかくだから新しいところにチャレンジしよう,とテキトーにモバイルで検索してテキトーに入る。これがアタリ。
@Bar THE TIME 天神 http://allabout.co.jp/gourmet/whisky/closeup/CU20030715G/
お初天神の天神様の境内の中のビル,その2Fにひっそりとあるバー。2001年からやってるらしい。店はカウンター席のみ10席程度。隠れ家的存在。
●Grappa di SASSICAIA(カウンターに座るなりバックボードにコレがあるのが目に止まり,思わず頼んでしまった。ひさびさのサシカイアのグラッパ。うまい。爽快にして重厚。芳醇にして甘露。)
○Montecristo Joyitas(同じくバックボードの隅にヒュミドールが置いてあるのをめざとく見つけ,いろいろ出してもらう。ぽた郎は細身のシガーが好きなのでホイタスに。シガーをやるのは考えれば久々やな〜。)
思えば,こうやって毎日バーのカウンターの隅に座り,自堕落的に酒をすすり煙草をふかす金を稼ぐために仕事に就いたハズだったのに・・・。つい現実の荒波にもまれ,仕事に没頭してしまうと,なーんかどんどんつまらん人間になってしまいますねぇ。いや,仕事に不満は(あんまし)ないしそれなりにやりがいはあるんだけど。何のために生きてるのかって,やっぱり,こうやって素晴らしく造られた素晴らしい酒を飲む瞬間こそ,ああ生きてるな〜,って思うのです。ショットグラスの水面を見つめると不思議と気が安らぐし,シガーは魂の深呼吸に最適だ。
・・・と,琥珀色の悪魔の液体と紫色の悪魔の煙を飲みながら,ぽた郎はようやく生き返るのでありました。
ところで,バーで写真を撮るのは,蛍に向かってカメラを構えるのと似ている。何のために来ているのかといえばそれ(酒/蛍)自体を楽しむために来ているはずだし,写真を撮るにしても相当の機材と相当のテクニックを駆使しない限り満足いく写真が撮れるわけではないということはハナから認識している。そのような良い雰囲気(バーの濃密な空間/静寂の大自然)の中でカメラを構えること自体が不粋だし,ましてやシャッター音やフラッシュを垂れ流しにすることは興醒め以外の何者でもないことも充分知っている。それでも,記念に・・・記憶のために・・・と撮ってしまうのが人間のサガなのか。ぽた郎もこの日,(もちろんバーマンや他の客の興を削がないように注意しながら)グラスやカウンターなどをデジカメで撮影した。結果は・・・パソコンに吸い取った荒れ荒れの画像を見て激しく後悔。いや,うまく撮れなかったことにではなく,何故あそこでカメラを構えてしまったか,ということに・・・。良い酒と良い葉巻きで至福の一日だったが,うーん,ちょっぴり自己嫌悪。(^^;ゝ
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