ぽた子日記
2003/12

目次のページを作りました。過去の日記があります。  ホーム


12月30日(火)

■最近読んだ本:田口ランディ「癒しの森 ひかりのあめふるしま 屋久島」,銀色夏生「へなちょこ探検隊 屋久島に行ってきました」,その他屋久島関連の本いっぱい
屋久島に行く前も幾つかガイドブックは読もうとしたのだけれど,島のイメージが全然掴めなくて結局諦めてしまった。
もともと屋久島に思い入れがあったわけではなく,せっかく鹿児島に行くのだから他にも足を伸ばすかと思ってプロペラ機YS-11に乗れるところを探したら,たまたま屋久島だっただけなので。

「自然がいっぱいあるところ」ぐらいの知識で行った屋久島だったけれど,かなり楽しめて気に入って帰ってきた。山を歩くこともおもしろいんだな,と初めて思った。
帰ってきてから改めて屋久島関連の本を読んだ。今度はもう行ったことのある場所だから,すんなり頭に入って来た。

読んだ本の中で,あまりにも対照的だった本が表題の二つ。
「癒しの森」は家庭にも恋にも仕事にも飽きていた都会派の田口ランディが,自然と触れ合いたくて屋久島に行き,そこで出会った人々や自然との交流を書いている。けなげに生きている魚や植物をいとおしく感じ,小川の流れる音に生命を感じ,何かに(人生に?)迷っている旅行者と話し合う。この人のキーワードは「スピリチュアル」だと思う。自然から人から何か精神的なものを感じる人なのだろう。

一方の「へなちょこ探検隊」は,宮崎の田舎で生まれて自然にはあきあきしている銀色夏生の屋久島旅行記。山歩きもカヌーもあまり気の進まないまま参加して,まあまあ面白いかなっていう感じにはなるがそれ以上にはならず。「特別なものは感じなかったけど,気持ちのいいところでした。」という感想で終わる。
屋久島の本はたいてい屋久島大好きな人たちが書いているので,どうしてもテンションが高い。例えば「縄文杉に会いに行く」という表現。杉を擬人化している・・・。その中で「へなちょこ探検隊」はちょっと異色。

大抵の人はこの中間を行くのかな。ぽた子はそうでした。2000年もの時を経た屋久杉には畏敬の念を感じるけれど,それ以上でもそれ以下でもないな。


12月23日(火)

■今日買った漫画:秋月りす「かしましハウス8」「どーでもいいけど」
「和む」とか「癒される」って言葉,あんまり好きじゃないけど,秋月りすの漫画を読んでいてすっかり和んでいる私。
なんか,頭の中真っ白にして漫画に笑ってられるんだよね。
絵もかわいくてアクも強くなくておもしろくて。

昔,サラリーマンをしていてものすごく忙しい生活を送っていた頃,毎日の殆ど唯一の楽しみが漫画だった。
仕事から帰ってくると頭がからっぽなので,漫画ぐらいしか読めなかった。
疲れて帰って来て,難しい本なんて読みたくないし。
日本はサラリーマンでも漫画を読むんだよね,って非難口調で言われることもあるけれど,漫画のおかげでどれほどの人が和んでいるだろう。
漫画が読めなくなるぐらいに疲れちゃうと,ちょっと危ない。


12月22日(月)

■今日買った雑誌:「旅」1月号
大正13年創刊で79年も続いた雑誌「旅」が1月号で休刊した。
特集もさることながら連載記事や著名人のエッセイがおもしろくて,気に入っていてよく買っていた。値段も雑誌にしては高かった(670円)けれど,値段分だけ読む記事もたくさんあったと思う。

旅の雑誌というのは,どんな風に読まれているものなのだろう。
一つの土地の情報が細かく載っているわけではないから,ガイドブックのようには使えないし・・・。

ぽた子がこの手の雑誌が好きなのは,自分の中の旅へのあこがれを感じることができるからだ。
例えば,旅行に行くために大阪駅に向かう時の気持ち。自分の旅行じゃなくても,遠くへ行く列車や飛行機を眺める時の気持ち。
家に居ながら,そんな気分を思い出させてくれるのが「旅」だった。

出版社をJTBから新潮社に変えて4月からまた発売されるらしい。
内容は大幅に変わるとは思うけれど,旅へのイメージを膨らませることができる雑誌だといいな,と思う。


12月19日(金
■BD−3がやって来た
我が家に新しい自転車がやってきました。BD-3です!

@nakさんから譲っていただきました。
11月にぽた家が東京に行った時に,「新しい自転車買うんだったら,BD-3は手放すかも」という話をされていたので,「もし手放すことになったら,ぽた家に最初に声をかけてください」とお願いしておいたのです。
でも,その時は具体的な話では全然なかったのですが。

そのあとしばらくして,@nakさんから「どうですか」とメールを頂き,「はやっ!」と驚きつつも話がまとまったのでした。
水曜日にぽた郎さんが東京に行った時,一緒に持って帰ってきました。

週末はBD2台でお出かけできるかな。


12月18日(木)

■鹿児島・屋久島へ行って来た
12/11-15まで,鹿児島と屋久島へ行って来た。ぽた郎さんが鹿児島に出張だったので。

ぽた郎さんとは鹿児島空港で別れ,ぽた子は一人で鹿児島市内へ。バスで1時間ぐらいかかる。
トレンクルとBD-1を持って来たのだけれど,ぽた郎さんは仕事に自転車を持って行けないので,トレンクルを空港のコインロッカーに入れ,ぽた子はBD-1を持ち歩いた。

しかしこの日,鹿児島は大雨。乗れない自転車ほど重いものはない。ホテルに直行して自転車を預けよう。
リムジンバスを降りたら少し小雨になっていたので,なんとか徒歩5分のホテルまで歩いて自転車を預けた。

しばらくするとまた大雨。傘を差して観光・・・という気にもなれず,鹿児島一の繁華街,天文館をうろうろする。ここはアーケードが発達しているので雨の日は便利。
宿帳に「鹿児島に来ている」と書き込みしたら,みなさんいろいろとお勧めを教えてくださった。
もんさんお勧めの有村屋のさつま揚げが山形屋(デパート)の地下に入っていたので買ってみる。
100g220円の極上さつま揚げ,歩きながらお行儀悪く食べた。おいしい。

ふくれ(蒸しパンですね)を試食したり,さつまいもジュースを買ったり(ほんのり甘い味でした),紫芋チップスを食べたり,桜島小みかん(直径3cmぐらいで小さくて甘い)を買ったりして遊んでいたら,雨が普通程度には弱まってきたので,アーケードを出て少し歩いてみることに。

島津斉彬を祭ってある照国神社へ。立派な銅像が建っていた。鹿児島を近代化へ導いた人で鹿児島では人気者(?)らしく,あちこちで銅像なんかを見かける。すぐ近くの鹿児島市立博物館へ行ったら耐震工事のため休館していた。そのまま歩いて鶴丸城跡へ。石垣をほほーと眺めているとまた雨が降ってきたので,城跡にある歴史資料センター黎明館へ入った。要は歴史民俗の博物館なのだけれど,きれいで気合いが入っていて面白かった。ここでひととおり鹿児島の歴史をお勉強。

わっぱ飯と貝汁の夜御飯を食べ,ジュンク堂で屋久島の本を立ち読みしてホテルへ帰る。桜島小みかん,150円で20個ぐらい入っていたので沢山食べた。

翌日は薄曇りだけど晴れた〜。
早速BDで出発。まずは来年3月に新幹線が走るという西鹿児島駅(新幹線開業時に鹿児島中央駅に名前が変わる)を見に行った。が,駅前は大工事中,道はがたがた。近寄るのは大変なので遠くから眺めておしまい。

ナポリ通りにバース通りという,中央分離帯に植物が植えてある通りを通ってフェリーターミナルへ。
桜島に行く。

桜島と鹿児島を13分で結ぶこのフェリー,桜島町営でなんと24時間営業。昼間は10分おきに出ている。もうほとんどバス。料金は人間は150円,自転車は100円。桜島で払うので鹿児島側には改札のようなものは無い。
自転車は畳むのがめんどうだったので,そのまま乗せた。自転車は車と同じ入口から入るらしい。でも,ぽた子が良く分からなくて人間と同じところから入ってしまったら,「ま,いいです」。
桜島に着いたら,自転車を押して出てきたにも関わらず,「折り畳み自転車だったら自転車料金はいいです」と言われ150円だけ払った(帰りは自転車分も払いました)。

桜島,意外と大きくて周囲30km以上ある。もちろん一周するなんて考えず,行けるところまでのんびり行く。
港近くの「溶岩なぎさ遊歩道」,歩道なんだけどほとんど人がいなかったので自転車で走ってみた。よく整備されていて走りやすい。大正時代に噴火した時の溶岩がまわりにごろごろしていて,迫力ありあり。地球じゃないみたい。黒い岩の間に松の木が育ってきている。

桜岳陶芸というところで桜島焼を見たが,いまいち気に入ったものに出会わず残念。お茶をただでいただいてしまった。

道の途中に三角形の鉄製の「避難壕」があった。桜島がいきなり噴火したときには,ここに逃げ込むのだろうか。コンクリート製のバスの待合所にも「避難壕」と書いてあった。

同じ道を引き返し,桜島ビジターセンター(無料)で桜島の歴史をさっとお勉強し,道の駅でお昼御飯を食べた。

そのまま鹿児島市内に帰り,ホテルに荷物を取って空港行リムジンバスに乗る。15時にぽた郎さんと空港で待ち合わせ。空港と市街が遠いのって,結構大変。

これから屋久島だ。16:35の飛行機の予定だったのだけれど,15:30の飛行機に空席があったので「変更できますか?」「できます。」
この時点で15時15分。大慌てでロッカーからトレンクルを取り出し,荷物を預け,係員につれられて乗り場まで走りなんとか乗り込んだ。

屋久島はまたレポートに書こうと思っています。

1日目は着いて,御飯食べて,寝ただけ。
2日目は屋久島一周。108kmを走り抜く。100kmを超えたのはこれが初めて。
3日目は白谷雲水峡を5時間歩く。そのあと宿まで自転車で30kmほど走る。
4日目はヤクスギランドを3時間歩いて,1000mのダウンヒル。夕方の飛行機で大阪へ帰る。
調子にのって遊んでいたら,体力の限界を超えたのか,飛行機に乗る直前に熱を出してしまった。ふらふらになりながら大阪に帰ってきました。
次の日,文字どおり一日中寝ていたら,熱も下がって元気になりました。