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千里ニュータウンは日本で最初の国策ニュータウンです。元々竹藪しかなかった小高い丘陵をザクザク切り開いて団地やらマンションやらを立て続けた結果現在に至りますが,これだけ開発が進んでも,まだそこここに自然の面影が残っているいるのが疲れた都市生活者にとっては救われるところです(ちなみに千里丘陵の竹林は日本百景だそーです)。近代的なビル群と竹林。そんなミスマッチな風景が千里そのものと言えるでしょう。
2003年春,ぽた家は長年暮らした淀川沿いの下町から千里の丘陵地帯に引っ越してきました。それを機にこの辺界隈の竹林をみんなでポタりましょう〜という企画が御宿帳で盛り上がり,ついに梅雨明けの7月20日に総勢20人近くの超変小径車大集団でオフ会を決行いたしました。このルートはその時の走行ルートです。
というわけでこのルート,いちおうぽた家的おススメルートとして「軟弱ポタリングマップ」にご紹介させていただきますが,そもそもポタリングに決まったルートなんてありませんし,これ以外にもまだまだよい竹林スポットがあると思います。これをお読みのみなさんもこのマップを元ネタに,テキトーにうろうろポタポタ迷いながら探してみることをおススメします。きままにウロウロ,がポタリングの神髄ですから。(^^)
なお,このオフ会に関しては,参加者のみなさまの秀逸なレポートもあります。よろしければそちらも是非ご参考ください。
ところで,千里丘陵界隈のウンチクに関しては,以下のページもおススメです。もちろんウンチクなしでも走って愉しいところですが,ウンチクもあるとポタリングの愉しさ(アヤしさ?)も倍増ですよ・・・。(^o^)
さてさて,ウンチクと前置きはこのへんにして,実際にポタってみましょう〜。ここでは便宜上,以下の方向でルートを設定したいと思います。
- 起点=御堂筋線・モノレール 千里中央駅
- 終点=服部緑地公園(あるいは御堂筋線 緑地公園駅)
全行程約12km。あんまし走りません。(^^; あちこち止まって竹林や古い集落を仰ぐ・・・。ストップ&ゴーの多いポタです。ポタとはそういうもの。のんび〜り漕いで竹林を堪能して約3時間ほどのルートです。
なお,千里中央から緑地公園まではだらだらとした下り坂です。もちろんここでのルート,竹林を目指してあっちうろうろこっちうろうろしますんで,それなりにアップダウンはあります。というより正直言ってゲキ坂地区もアリ。軟弱ポタリングマップにしては珍しいかも。(^^;;; ま,坂は無理に登坂せず,ゆっくり押し歩きしましょう〜。
← 左の地図のいくつかのポイントをクリックするとこのフレームに写真と説明文が出たり(出なかったり)します。
実走日:2003年7月20日
作成日:2003年8月3日
文責:ぽた郎
千里中央駅の喧噪のビル街から交差点を渡ってスグの公園はもう異次元の世界です。イキナリ鬱蒼とした竹林(というより森)が広がっています。うーん,しょっぱなからディープなポタが予想されますな・・・。(^^)

長谷池とその背後に広がる鬱蒼とした竹林

こぼれび通りから長谷池裏の竹林を望む
英語で言うとその名も「センリ・セントラルパーク」というかっちょイイ〜名前にも恥じないゆったりとした閑静な公園。展望台はちょっと寂れてますが,千里丘陵が360度眼下に見渡せ,よい感じです。

展望台から千里中央駅方面を望む。
鬱蒼とした森の背後に近代的なビル群。
昭和が夢見た近未来・・・。
どことなくノスタルジック。
千里中央駅に戻り,ゴウゴウと車の流れる中国自動車道をまたぎ,ちょっと道にそれると・・・,またまた鬱蒼とした異次元ポケット。

高速道路脇の一般車道から,いきなりこんな脇道が登場したりします。この道を初めて見つけたときは,思わず歓声をあげちゃいました・・・。(^^;

竹林を通り抜け,後ろを振り返るの図。
やはり鬱蒼とした竹林の背後に巨大ビル。
なんとも不思議な組み合わせ・・・。
天神社は江戸時代からある由緒正しき天神さんだそーです。詳しくはこちらのページをどうぞ。
http://www.mydome.or.jp/kanko/jp/tourism/spot/history/jinja/S950.htm

鬱蒼とした緑(と蚊の大群!)に囲まれた天神社。

天神社裏の竹藪。
距離は短いですが,田舎の山奥の風情があります。
上新田は江戸時代に開墾され,比較的歴史のある集落です。周囲はぐるりと「千里ニュータウン」に囲まれておりますが,ここだけ昔の面影が色濃く残っております。いい雰囲気。

狭い路地,瓦屋根,土塀・・・,いい雰囲気です。
でも遠景には高層マンションが・・・。
実に千里的な風景です。

道標。いいですね〜。
「右 ざい所,左 大坂へ三リ」と読めます。
旧新田小学校は我が国に現存する中では最も古い部類に入る小学校だそーな。(疑似)洋風建築が多い明治期の学校建築にあって,重厚な純和風木造瓦屋根は珍しい・・・。
平日は見学も可だそうです。詳しくはこちら。↓
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/yu_guide/bunkazai/shinden.html

瓦屋根が美しい平屋の小学校。正面軒瓦には「學」の字が。

保存状態もよいようです。よいことだ。
桃山公園には東側にほんのちょっとだけですが鬱蒼とした密な竹林があります。中には入れませんが,池沿いの遊歩道から整備された竹林の美しい空間が覗けます。

こんもりとした竹林の丘。美しい・・・。
桃山公園の南側に細長く横たわっている竹藪地帯です。ここは南千里中学校の北門がありますが,一般の人は当然入れません。ということはこの竹藪の南側に行こうとしたら大きくぐるっと迂回しなければならないことになります。こういったグリーンベルト地帯が千里丘陵にはそこここに残っています。行政の方針なのかな。

左手:延々住宅地が続きます。右手:延々竹藪が続きます。
なんとも不思議な光景・・・。
ここに行くには・・・,迷ってください。(^^) 迷わずしてはココには辿りつけません。迷うのを恐れないのが(否,愉しむのが)ポタの道。ホンマにこの下にジャスコがあんの?ちゅーくらい異次元ポケットの竹藪です。距離はほんのちょっとですが,よく手入れされた鬱蒼とした竹藪と深〜い沼に挟まれ,夏でも背筋ヒンヤリの超アヤしい雰囲気を醸し出してます。

竹藪と苔むした沼の間の細い尾根。昼なお暗い,もののけ道。

なんとも幽玄の世界・・・。
この竹林のスグ下にでっかいショッピングセンターがあるんですよ!
このギャップ,信じられます?(笑)
「参道」と書いてはあるが,どーーー見てもマンションへの入り口,としか思えない私道をそのままがんばって進入すると,その奥にはやっぱり神社が。しかも結構な急斜面の小高い丘の中腹に鎮座ましましております。もちろん周囲は竹藪の密林。神社の裏手の竹藪は柵もないので途中までは進入できますが,道は途中で途切れ,行き止まりです。以前,ぽた郎&ぽた子はあやうくここで遭難しかけました。(^^; 深〜い竹林の中は右も左も北も南もわかりません。千里ではポタも命がけです・・・。(笑)

周囲の下新田の集落とともに春日神社の歴史も結構古くそれなりに由緒正しいようです。
じゃーーん。本日のメインイベント。謎の秘密の竹林シングルトラックです。都会の真ん中に(千里丘陵が都会か,という議論はあるが)こーーーんな世界があるなんてっ! まさに異次元ワールド。マンションの裏手にひっそりとある階段が異次元ポケットへの進入路です。この入口とて夏は藪に覆われて入口だと気づく人もあまりいないでしょう。左のラフな地図をもとにがんばって見つけてください〜。(^^)
竹林の中は左右にフェンスが続きますので迷うことはありません(両側は私有地のようです)。とはいえ,くねくねと延々続きますので,途中で心配になっちゃうほどです。なお,このシングルトラック・ルート,小径車での走行は全く向きません。フルサイズのMTBなら走り甲斐があるかな? 急斜面のところもあり落ち葉が多く,ところどころ木の根っこなどの突起物がありますので,くれぐれもご注意を・・・。ま,無理せずゆっくり竹林を見上げながら押し歩きしましょうね・・・。
さて,行けども行けども左右フェンスの密林地帯。頑張って自転車を押し担ぎ転がし・・・の強行軍でもくもくと進んで,いい加減そろそろ不安になった頃・・・前方に一筋の光がっ! 一目散に走り密林を抜けると・・・そこには近代的なニュータウンが眼前に。「よ,ようやく現実世界に帰ってこれた・・・。」一同ボーゼン。・・・ホンマ,お化け屋敷的異次元ワールドです。一度お試しアレ。

鬱蒼とした竹の密林はえんえん続きます。一人で行ったらホンマに怖いです。こんなルート,よう見つけたな。よう一人で入ったな・・・。>自分
(^^;
というわけで,これにて長くて短い竹林ポタはおしまい。あとは現実世界のマンション群をすり抜け,フツーの車道を緑地公園まで向かいます。余力のある方は緑地公園内(北側)にも鬱蒼とした竹林があるのでそこを走ってもよいでしょう。お疲れさまでした〜。
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